活路の見つけ方・・・395号 2014年2月8日
The manuscript of survival 〓
part 395
8 February 2014
by Aisha North
親愛なる皆さん、今までにあなた方全ては急行列車で前進し、全てが加速しているので、あなた方を囲んでいる現実の感知もこれまでになく速度を増しながら変化し始めています。お分かりのように、今ではあらゆる点でベールが薄くなっているので、見られることはあらゆるあり方で拡大し続けるでしょう。
説明しましょう。あなた方が見ている周辺の世界は、あなた方がそのように受け取っていたものではなくなり、今ではそれが、一人も余すことなく明らかになるでしょう。それは、あなた方と同じ選択をした全ての人にとって明らかであり、つまり、真に光に対してハートを開く事であり、それを通じてあなた方自身に今までここで起きたことを見させ始めるけれども、早い時期から、恐らく永遠に背を向けさせます。なぜなら光はあなた方全てに大いなる明瞭さをもたらし、霧が晴れると、何も無かったところに美を見いだし、以前は闇があったところが空虚になっているのが見られ、かつてはあなた方が見られないようにしていた壁があった場所が永遠に記憶されるからです。霧が晴れるにつれて、分離という幻想、闇という幻想も消失し、それと共に制約という幻想もなくなり、それはまるで人を閉じ込めておくための、かび臭いアパートの全ての壁と天井が崩れ去り、輝かしい空が見え周囲全体に無限の緑野が広がっているのが明らかになるようなものです。
このために簡単な比喩を使っていることは知っていますし、あたかも子供に話しをしているように響くかもしれませんが、あなた方に明らかにしたいことは、あなた方が今まで深く漬け込まれていた非常に複雑な構造物の背後に隠されていた単純さなのです。なぜなら、あなた方のマインドの中では、あなた方にはあたかも、一つのことがなにがしかの方法で立ちはだかっているように思え、一本の道が行き止まりになり、振り返ってみると、同じ行き止まりが眼前に迫るというような幾層にも重なった混乱と取り組んでいるように感じられます。しかしこの全ては人間を永遠に、薄弱な体の中のこの収監に耐えるための方法を無駄なことに永遠に探し続けさせ、こうして話しをしている最中にさえ文字通り崩壊しつつあるように思われる世界の中に納めるために創り出された単なる幻想です。さて、あなた方のこの古い世界は正に、あなた方自身を良くはなく、十分な強さを持たず、自身の自由を持つ価値もないと自分で信じさせる奴隷状態の永遠のサイクルの中に閉じ込めておくように作った一群のブロック以外の何物でもないので、実に崩れ去りつつあります。
この監獄の壁は非常に長い間あなた方を圧迫してきましたが、以前お話をしたように、これらの自分に課され、実に幾重にも重ねられた制約はもはや有効ではないのに、あなた方はマインドの中でそれらの存在が日々の仕事を非常に大きく支配していると、未だに思っています。ですから、あなた方は自らこれまでと同じパターンの中へと自動的に落ち込むようにしているのです。既にこの問題について何度も触れてきたことは分かっていますが、あなた方が自由を取り戻せるように、私たちには繰り返し申し上げる必要があります。あなた方が自由を得たにしても、自分に対して自由を与えてはいないので、まだそれを十分には経験していないからです。すなわち、今あなた方全てが取り込める純粋できれいな空気を既に最初に深く吸い込み始めた多くはない勇敢な人達に期待しています。そうすればあなた方はこの人達が体、マインド、及びスピリットに明快さをもたらす証拠になることが分かり、私たちは、これらのパイオニア達があなた方に示したものと同じことをするようにと懇願することができます。
あなた方全てが知っているように、自分が以前は真実として捉えていたあらゆる事が単なる想像上の虚構であるという事実にはまりこむと、自分が取り扱うには難しく、自分には非常に大きい調整をする必要があると考え、自分の外側で試みられた、”真実”を思い切って敢行するには勇気がいるからです。しかし、既にお話をしたように、古い事から新しい事へのこの遷移は継ぎ目なしに行われるものであり、この遷移がどのようなものか、今あなた方が取っている道に立ちふさがるものに違いないというあなた方の考えに過ぎないので、ここではそれは当てはまりません。なぜならあなた方がそれについて考えれば考えるほど、より難しく思えるようになるからで、あなたと、あなた方があこがれている自由との間の閾は日に日に大きくなるように思われるからです。しかし、繰り返しますが、これはあなた方がすることには関係せず、単に自分にそのステップを踏ませるかどうかだけに関係し、ひとたび考えを実行に移せば、それは自動的に実現することなのです。これは最も高い山の高さを測ったり、最も深い川を渡るようなものではなく、あなた方が今まで持っていたもの全てを手放すだけに過ぎず、下流に流れて行く水があなた方の指の間から漏れて行くようなものなのです。
それは複雑であるかのように聞こえますが、それはいつも言葉が複雑であるだけなのです。しかし、あなた方に対するこのプロセス全体を説明する言葉を探す必要があると、依然としてあなた方には感じられるので、心が楽になるようなこのプロセス全体の説明を見たいと思っているのです。なぜならばそうすれば、あなた方は自分に向かって、詳細な指示に従い、それによって達成出来ると思うと言うからです。しかし指示を待つ限り、永久に待たなければなりません。なぜならば指示は永久に与えられないからです。すなわち、それは一連の文字の連なりの形で、ページという形であなた方が目で追い、頭脳で処理するようには示されません。これについてはあなた方は既にマスターであり、そうするために教育の必要はありません。あなた方にとって必要なことは、何か試みる前に完全な学習をする必要があるという考えを止めるだけの事です。これは単にジャンプするかしないか、しがみつくか手放すか、内なる知恵に従うか、留まっているようにあなた方を非常に注意深く説得する”理由の声”に耳を傾けるかの選択だけの問題です。
これは説明し、又は説明され得る何事かではなく、単に既にそこ、あなた方の内側にある何かなのですから、否定に終始してきた数々の生涯の後で受け入れる用意が出来たものなのです。あなた方は自分が誰なのか、自分に何が出来るのかを既に知っていますが、未だに外側からの確認が必要だと感じています。あなた方は人間の根本的な直感にしたがっていて、この側面が永遠かと思われるほどの支配面だったのであり、あなた方は落ち着いて全ての一つ一つの選択について再考しているのですから、私たちはこのためにあなた方を非難はしません。これがあなた方が訓練されてきたあり方なのですから、選択肢が示された時にジャンプするのを躊躇するでしょう。繰り返しますが、選択をしなければならないのはあなた方であり、あなた方だけなのであり、決定をしなければならないのはあなた方の意志なのですから、あなた方全てには選択が可能です。私たちの決定でも、他の誰かの決定でもありません。あなた方は尊厳ある存在なのですが、又非常に人間的なので、この人間の側面がその権威を維持できる限りのことをしようとしているのです。
ですから、又繰り返し申し上げますが、もはやこれ以上現状にとどまらないようにし、何かことを起こす前に知らなければならないとは考えないようにして下さい。なぜなら、あなた方は全てを知っているのに、未だに命令や指示にじっと座って耳を傾け、待っているようにプログラムされた古い自己の影響下にあるからです。あなた方は自ら自分だけで進んで行くのには十分に賢明ではないと考えているからです。しかし、今は、あなた方が自分で行動しなければならない時なのです。今は、あなた方を永遠に捉えようとしていた人間という古い網をくぐり抜けるために、あらゆることを単に手放す意志を持たなければなりません。この網の隙間は実に大きいものですが、それでもあなた方にはその中に捕らわれることがあると思われ、あるいは抱いてきた希望の糸から指を離すのを拒むかどちらかです。なせなら、あなた方は、説明、あるいはこのジャンプをひるませないようにする一片の情報を希望していたのですから。あなた方は学ぶべき事全てを学んだのですから、そのような事は来ることはありません。しかしあなた方にとって必要なことは、これまでに申し上げたように、人間であることのあらゆる特性、依存的で古い考えを忘れ、単純に前に進めるように自分を信頼する事です。
私たちはあなた方に対して最後の小さい一押しが出来るように多くの言葉を使っていますが、実際には、これらの言葉はそれらが持つエネルギーで、単にあなた方を押そとする浅薄な方法に過ぎません。なぜならこれらの言葉はそれ自体価値がなく、世界中を探してもあなた方が既に持っているものを与えられる言葉はないからです。あなた方はそこに自由を持っていて、取り出す場所はそこなのであり、隠されてもおらず、取り出すのが難しくもないのです。あなた方がしなければならないことは、もう既に忠告したのに繰り返す必要がありますが、そんなに一生懸命しようとするのを止める事です。ですから、探索するのを止め、真実から身を隠すのを止めて下さい。真実は単にこれなのです。あなた方は既にそこにいますが、あなた方に見えないだけです。なぜなら、あなた方が見ようとしないからです。自由は全ての人のためのものではなく、それを自由に受け入れようとする者のものであり、自分にはないと分かったら、自分にはその価値がないとは考えないようにして下さい。そうする事は、自分に背を向け、手招きしている扉から去り、あなた方が既によく知っている小さい部屋の中に留まる事になります。それがあなた方の選択なのだとしたら、私たちはそれを重んじます。なぜなら、私たちはどのような形にせよあなた方を非難するためにここにいるのではなく、単にここにいてあなた方の自由の選択を助けようとしているだけだからです。あなた方は自由を獲得したばかりでなく、それを永遠に自分のものにしたのであり、それはあなた方がここに来る前からあなた方のものだったのです。初めから与えられていたものなのですが、全ての人に強制することが出来ず、受け入れられなければならないものなのです。
ですから、私たちの言葉と実にそれがもたらすエネルギーが自由ばかりでなくあなた方自身をも十分に受け入れる事に対する抵抗を打ち砕く助けになれるように願ってやみません。なぜならば、これはコインの両面だからですが、又、それが実に宝物だと見られるか、又は、どこか薄暗い隅っこにわびしく転がされている記念品のように、指の間からこぼれていって忘れ去られように選択できるものかいずれかだからです。ですから、コインがどこにあるのか考えるための時間をとって、それが永遠に忘れ去られるものと考えられても、実際はいつもそこ、あなた方という存在の正に中心であなた方に取り戻されるのを待っているということを知って下さい。
(翻訳:たき)
Riekoより
しばらくの間、たきさんにも翻訳をお手伝いいただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
たきさん、ありがとうございます。
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